非常識から新たなものが生まれる

常識に囚われない視点を持とう

久しぶりにエクスマのセミナーに参加しました。前回参加したのが昨年の10月、あれからもう半年も経っている。最近なんか時が経つのがめちゃくちゃ早い。気づいたらもう4月半ばですぐ夏になってすぐにクリスマスやん って感じです。

今回のセミナーは「常識に囚われない視点を持とう」というテーマでした。

もうこれは常日頃ぼくの頭の中で意識している考え方で自分なりに実践しているつもりでしたが、肝心なところを見落としていたことに気づきました。

セミナーの冒頭は、藤村先生の話から始まりました。

エクスマ創始者 藤村正宏氏

冒頭は「ブレードランナー」という映画の話。観たことがないのでちょっと分かりにくかったけど、なぜ藤村先生がこの映画をすごいと思ったのか。

それと今日のテーマを紐解くと一つの答えが見えた。

それは「映画を観る視点の違い。」

ポスターを見るとわかるように完全にSF映画。でもこの映画を普通のSF映画のように見てしまうと全然面白くないらしい。

じゃあどの視点でこの映画を観たらすごい映画と思えるのかって答えとして話していたのが「細部にわたる作り込み」、「映像に対するこだわり」の部分を意識して見るとこの映画のすごさがわかるという話をしていました。

正直このポスターを見ただけではとても見たいと思わない映画ですが、視点を変えるというか(ほんの少しの情報をもらって変えさせられた)という表現の方が正しいと思います。

「興味のないものに興味を持ってもらう手段」として「視点の変え方を教えてあげる」という考えがとても有効だということに気づきました。

そして、次に出てきたのがこれ。

ちょっとエッチな日本史の参考書
小学生向け漢字ドリル

これも視点を変えた出版物。常識的に考えたら参考書なんで面白くなくてもいいわけです。

っていうか「勉強は真面目に机に向かってやる」という常識が今まで邪魔をしてこういうものが出てこなかったのですが、誰かがその常識の殻を破って出版に至ったわけです。そして話題になりヒット作品になる。

正直ぼくはこういうのが大好きです。こういうちょっと変わったことが大好きで仕事でも逸脱しようと色々なことを考えて提案していきます。

でも成功するものとただのおふざけで終わってしまうものの2極化が起こるわけで、なんでうまくいかなかったのかが理解できないままでいました。

でもこの2つの事例を見たとき、特にうんこ漢字ドリルの例でピンときました。

どちらの作品も

「非常識 × ニーズ」

上の日本史の参考書は読み手は高校生、思春期の男子の欲望というニーズ。下のうんこ漢字ドリルは「うんこ」って言葉が大好きな小学生のニーズを掴んだ上でふざけている。(逸脱している)

ニーズがない逸脱はただの悪ふざけだということを理解できました。

藤村先生の話を聞くときは、視点を変えて置き換えながらよく考えて聞かないと

ただの面白い話になっちゃうよ。

ってのを痛感しました。

本当はもっともっと深いことを伝えようとしているのかもしれませんが今の僕に見える範囲はこのくらいかなって思います。

MATSU

最初のゲスト講師は、徳島のパッケージ会社『株式会社 パッケージ松浦』代表
松浦陽司さん

指がなにげに気になる。

松浦さんは、パッケージ屋さんということで品目は違うけど僕と同じ印刷業界の人です。そして話を聞いていてとても共感した。というより同じような道を歩んできたなって思いました。

ぼくもエクスマに出会う前は、とにかく戦っていた。競合と戦っていた。価格で戦っていた。お客さんとも戦っていた。時間と戦っていた。とにかくとげとげしかった。

そしてエクスマ実践塾に行って「何と戦ってるの?」「ビジネスは戦争じゃないよ」「愛を届けることだよ」って言われて心が大きく変わった。

松浦さんもぼくと同じような体験をして今実践している。印刷業界だけの常識はいかに安く早くそこそこの品質のものを生産するか。この常識の枠から一歩出て実践されている松浦さんのお話でした。

SAYURIINI

二番目のゲスト講師は、僕と実践塾同期でしかも同じチームビニボーンだった兵庫県相生市 美肌専門サロン『ラ・ジュネス山手倶楽部』代表
山下小百合さん

ニックネーム:サユリーニ、姐さん、リアルポイズン
短パン社長のエスコート付きでの入場

実践塾同期で同じチームだったので姐さんのことはよく知ってるつもりでした。そして今回姐さんのスライドも作成させてもらったので話を聞くのは3回目。

話す内容はわかっていたの本番でどういう風に話すのかを楽しみにしていました。

序盤は、とても緊張していたのかあまり自分の言葉で喋れていなかったけど、話の途中あたりに差し掛かった頃に姐さんが涙する場面がありました。

サロンに通うにはそれなりの金額がかかり覚悟が必要です。それにもかかわらず、なけなしのお金をはたいてサロンに通う人たちがいる。

ぼくも高校時代はひどいニキビ顔で最高に人生が沈んでいた時期でした。

その頃はニキビが治るなんてことすら知らない。電車通学をしていた僕はなるべく人に見られまいとつり革を握った腕で顔を隠しながら、なるべく人と喋らないよう心がけていました。

なんとなくそういう人たちの気持ちがわかります。

そして姐さんもそういう人たちの切実な気持ちがわかるからこそ色々勉強して努力してきて、色々な人と接してきて色々な思いがこみ上げてきたんだなってなんかじーんときました。

僕自身も姐さんのこの涙を見てなんかうるっときちゃいました。なんか一緒にやれてよかったって思いました。

涙を流した後の姐さんの話はとてもスムーズで本当に自分の言葉でしゃべっている感じ。ほっといたらそのまま数時間しゃべってしまうくらいの勢いでした。

そんな姐さんも業界から逸脱して成功している経営者の一人でいろんな人から憧れられ、いろんな人に好かれる人気者で、それが今回のセミナーでもひしひしと伝わってきました。

工務店の社長 ×ピンクのハチマキ = 悪ふざけ

そして、3回話を聞いて16回スライドを更新したにもかかわらず初めて出てきたワード。

アマゾンじゅんこ

最高です。今度会わせてください。

すべての話に共通すること

今回の話で共通することは、すべての事例で業界の常識という殻から逸脱しているということで、単に他と違ったことがしたいとか目立ちたいとかいう思いからの逸脱ではなく、相手のニーズ(真意)を考えてもっと広い範囲から俯瞰して物事を考えることによって生み出されるクリエイティブな発想。

それを実現するためにはほんの少しの知識と一歩踏み出す勇気だけだと思います。

とある貧しい島に住んでいてその島の住人は誰一人その島を出たことがない。だからすべての人にとっての常識は「島を出るなんて危険。そんな考え自体をすること自体が非常識」。

そんなある時、ふと一人の男の元に神のお告げが。「島を出て1時間くらい西に行ったところに楽園があるよ」

これを聞いたこの男には「そうだよな。ここに島があるということは他にもあるってことじゃん。」って考えに代わりこの男の中ではそれが常識になる。

このほんのちょっとの知識を与えてくれるのがエクスマセミナーなのかなって思いました。

逸脱と悪ふざけは違う
逸脱=非常識×ニーズ
常識か非常識かは視点の違い