本物の涙

本当に心から泣いたことありますか?

ぼくの記憶する限りではないかもしれません。ここ最近で涙したのは親父が死んだ瞬間。と言ってももう7年も前の話になります。

末期の膵臓がんになった親父は発覚後約1ヶ月ほどでこの世を去りました。ちょっとおなかが痛いので病院に行ってくると言って出て行ったきりすぐに入院。繁忙期まっただ中ってこともありその間に親父に会えたのは3回ほど、その中の1日の3時間ほど親父とゆっくり話すことができました。

親父は僕が仕事でミスをした時も僕に怒るのではなくお客さんに怒っていたくらい家族の事を大切にしてくれた人でした。

そんな親父は真夜中に息を引き取りましたが、事前に医師から「もう今日が峠ですので病院におねがいします。」って連絡が入り家族が集まりました。

しかし、弟だけがだいぶ遅れて到着せざるおえない状況で、弟が来るまでだいぶ時間がたってしまい、親父の意識は完全になくいつ逝ってもおかしくない状態が続きました。

そして数時間後、弟が到着し家族全員揃った瞬間に親父が息を引き取りました。ぼくは、この時、

「こんな事ってあるんだ・・・」

「意識がないはずなのに・・・・」

「どこまで家族想いなんだよ・・・」って思って

弟に「お前が来るのずーっと待ってたんだよっ。」って言った瞬間

大粒の涙が流れました。人生の中でこの時が一番泣いた気がします。

本物の涙

今回この記事を書こうと思った理由はこの記事を見たからです。

引用:サッカーキング「最後まで見せた主将の振るまい・・・」

そして、僕が撮った写真の中にもありました。

自分も泣きたくてたまらないのに他の選手を気遣い涙をこらえ振る舞うキャプテンの大塚君。

前橋育英キャプテン 7番(大塚諒)

自分の役目を終えたと思った瞬間に流す大粒の涙。

 

この時ぼくは、涙にも色々な種類がある。

悲しい涙。悔しい涙。うれしい涙。

そして、

「人から与えられて流す涙」と「自分が何かをして流す涙」がって。

 

これから先の人生、ぼくはどれだけ涙を流すことができるのだろうか?

何かのために尽くして悔しくて悲しくてうれしくて流す涙を何回流せるのだろうか?